読書

昨日届いた本を読む。時間があまりないので半分強。
もともとは、友達が来年の卒業論文をまとめるのに参考とした、文献の内容に興味を覚えたことが始まり。その文献とは著者は異なるが、その内容に関することであれば、私が購入した本の著者は日本では第一人者らしい。

「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫)

「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫)

親子関係というのは夫婦関係をまるで補うかのようであったりするという。夫婦仲が悪ければ、子供はそれをつなぎとめようと非行を起こしたり、病気になったり。
また特にこの著者はアダルトチルドレンについての見解が深い。アダルトチルドレン(アルコール依存症やDVである親の子供たち)は自らもまた同じ道を歩む可能性が非常に高く、また、配偶者にそのような人を選んでしまう可能性も非常に高い。結婚観・恋愛観、特にパートナー観はきちんとしないとな、と思わされる。
この本を読むと、早くから家を出たいと思っていた私はある意味よかったのかな、と思う。自立という面において。うちの親には子供に対する期待うんぬんがまったくなかったかといえば、それは完全には否定はできないけれど。でもおそらく他の親たちに比べると、きっと精神的自立という面においては強い働きかけをしていたような気がする。まぁもしかしたら私が兄弟の末っ子で、あまり構えずに割と気楽に育てられたからかもしれないが(笑
以前、別の人の本を読んだときほどの衝撃はなかったかな。以前はかなりあてはまる、と思ったけれど、若干内容について知ってしまったからかな。それとも、もう自分にはそうたくさんはあてはまらないと思ったからかな。
まぁ、でもここに書いているのはあくまで私の思い込みにすぎないので、また別の人から見たら、それは当然違う意見も出てくるのだろうな。
この内容は別にアダルトチルドレンの人を差別したいわけではないのであしからず。自分の中にある依存性と自立性などを振り返るためのものという感じです。気分を害された方はすみません。