新しい

風が欲しくてたまらなくなった。
似たような価値観のもとにいる人を好み、実生活でも文章の上でもそういう人を求めた。それに運命論的というか、変な親近感を寄せることが好きだった。それは今でも変わらないけれど、あまりに話していて同じだ同じだということに少し飽きてしまったのかもしれない。
パワーを与えて。
1人でいるときはあまりに静かすぎてしまう。最近落ち着きすぎたかもしれない。
人といるときに刺激される部分は、人によって違う。ついついお互いうるさくなってしまう相手と、落ち着いて話す相手と、ぎこちない相手と。
今、それなりに広いはずの世界でも、まだ狭いということを思った。そう、知らないことはまだまだ多い。