原宿

に8年ぶりに行ってみて、うろうろしていた。原宿は木が多いからいい。
明治神宮をうろうろした。大都会から一歩入るとあの風景は確かにすごい。噂に聞いていたとおりだなぁなんて思った。
歩きながら思っていたことは、外国人観光客の多さと、東京という街について。外国人観光客は以前よりもおそらく増えているだろうし(統計は知らないが)、その中でも特にアジアなど欧米以外の国が増えてきたことが目立つ。これは日本や欧米諸国以外にも経済的に豊かになってきた国があるということであるし、そういうことを考えたら、日本もうかうかとしていられないなぁ、と肌で感じた。中産階級は世界各国でたくさん生まれている。中産階級の台頭が国の経済力としての力ということを考えたら、アメリカ型の格差社会に向かうことは好ましくないのではと思う。
東京という街は確かに日本の首都で、何かあるたびに東京は東京は、ととりあげられる。しかし1地方人の私としては、東京の街で遊びながらも、地方としての考え方も持っている。東京で暮らす人たちは自分たちが主役というような考え方を持っているのだろうか、なんて。ずっと東京で生まれ育った同期の、あまりにも東京中心な考え方に反発してのものかもしれないし(まぁだから、時々その鼻っ柱を折ってやろうというような発言もしてみる)、メディアの東京中心主義に辟易してのことかもしれない(実際様々な面に関して、東京の街は非常に特別だと思う)。
もし、東京の街に私も移り住んだらどうなるのだろうか、なんて。そのうち言葉が恋しくなって福岡あたりに住みたくなったりして。