無駄

に時間をうだうだととられることに殺気すら覚える。
自分自身がそんなに時間の使い方がうまいとは思わないけれど、妙な無駄な時間の多さに、久しぶりに「死ねばいいのに」なんて気付いたらこっそりとつぶやいていた。
そんなんだから休みがとれないんだろ、って。
先輩から言われた注意ごとを他人のような感覚で聴いていた。
子供の相手をしていて、それから気付いたら後ろの部屋で別の先輩が上司と秘密の打ち合わせをしていて、その様子に、とうとうそのときがきたのかな、なんて勝手に想像した。思えば異動してきたばかりの頃の、あのテキパキとした感じとは違って、今はあまりモチベーションが上がらないような話をしていたなぁ、なんて。
普通に気を遣ってくれたりしてもらっていたけど、2人きりで話すとなんだかネガティブな空気になって、私はとても話しづらかったので最近はそんなに話してなかった。どこまで打ち明けて良いのかもよくわからなかったし。嫌いとかでなくて、そういうところの感覚のタイミングが合わなかったな、なんて。
先輩は自分と私はタイプが同じだと言った。最初それは私も感じた。今となってはそんな感覚忘れてしまったけど。
自分の感じている辛さをどこか、私に投影していたのかな、と今でも会話の端々に感じる。似たような感覚の持ち主ゆえの期待というか、無意識に向けてしまうだとか。
先輩・後輩なんて感覚がなければまだよかったのかもしれない。

自由になりたい。