昨日

の日記は眠さのあまりに尻切れトンボ。というか半分くらいしか書いてないな。
井の頭公園をふらふらした後、ご飯を食べにと中途半端な時間にお店に入ってご飯を食べた。あまり来ない吉祥寺の街を徘徊して、以前の記憶を頼りに美術館へ。現在ベトナムの絵を展示中の武蔵野市立美術館。中国文化の影響もあり、日本の絵画と似たような構図や題材もあるものの、その色彩は明らかに日本とは異色のもの。やはり国によって光の色が違うのだろう。置いてあった絵の大半は版画絵だった。版画絵で見ると一見単純に見えても、彫られた木版画を見るととても力強い。
常設のようで常設でない2人の作家の展示。色彩や雰囲気で絵を見る私は、たとえ抽象絵画であっても色使いがいいと思えば、意味がわからなくても好きだと思う。萩原英雄の色使いがシンプルでポップで好きだと思った。そういえば彼の絵の色使いや構図がなんだかいいと、昔絵葉書をここで買っている。彼が晩年のライフワークとしていたという富士の絵が素朴な中にも細やかさがあって素敵だった。朝焼けの富士とあともう1つ、オレンジ色っぽいものが特に好きだった。
入場料100円で随分堪能した後、いつものごとく下北へ。スタッフさんにカメラをさっそく自慢し、お店のものをパシャパシャ撮っては下手くそな写真だと言った。人物写真のピンボケがすさまじい。
お客さんが少なめだったこともあり、スタッフさんに随分構ってもらった。