残業

時間は大した事は無いのに、みんなが早上がりな日はすごく残っている気分。
折り合い適当に、また月曜日で、と終わらせて電車に乗り込む。
予定まで時間が少しあったので、いつもの店まで足を伸ばし、今日はお茶を片手にひたすら本を読む。馴染みの人は幾人おれど、カウンターに人はおらず。スタッフさんは人が少ないせいかすごく忙しそう。
ご飯を食べ終えて店を出る。今日のイベントはファッションショー。これは初めての経験。当然周囲はそういう業界の人らが大多数。
それにしてもものすごい人人人。予定の時間を押しに押してのスタート。不思議なフォルムの服達、カメラを構えた人たち。鳴り響くカメラのシャッター音。空間を司るピアノ音楽。
最後に現れたモデルたちは、さっきまで着ていた服をよりシンプルな形にしたものを着ていた。これってやっぱり空気をまとうとかそういうことを意図していたのかしら?対比を見たときにその想いをより強くした。
駅までの道、刺激を受けたせいかどの光も美しく見えて、ものすごく写真を撮りたくなった。