やっと

観た。

坂道のアポロン 第1巻 DVD 【初回限定生産版】

坂道のアポロン 第1巻 DVD 【初回限定生産版】

村上龍の69の舞台とほぼ同時代。
アメリカの匂いが色濃い頃。
今も残る教会や造船所やリアス式海岸、坂の多い景色。
東京までの行き方は飛行機ではなくて寝台列車
全共闘だとかそういうことがあった頃。
青春しているなぁ。
八つ当たりしたり喧嘩したり、自分はいらないものだと思ったり。必要としている人間がいるのに自分を卑下しないで離れないでと悲しくもなったけれど、そうやって感情をぶつけあってそれでも見捨てない仲間がいてくれる、それってなんて心強いことなんだろう。
結局はみんなとても一途に生きてる。
生きる舞台は異なってしまう。3年という期間は人生においては本当に短いものだけれど、彼らにとってはこのわずかな期間がなんて宝物なのだろう。
誰でも一度は耳にしたことのあるジャズナンバーはもちろん、エンディング曲やオープニング曲も素敵だった。
買ったり借りたりしたことはないけれど、秦基博の歌声は私には好み直球。