実家

にしばらく帰省していた友人とお茶をする。
妊婦での長旅は大変だったろうと思うけれど、意外に大丈夫だったらしい。その長旅の様子を色々話してくれて、私は内容のドラマティックさにちょっとびっくりしながら。友人はやっぱり東京が1番住みやすくて落ち着くかなと言った。
元々日系人ではあるけれど、日本に留学してそれから上京して来た友人の文字通りの体当たり人生に、私と別の友人達は1番人生を謳歌していると笑った。彼女の情熱と素直さとちょっとした俗っぽさのバランスは本当にドラマティックで面白い。
地方を経験している彼女もまた別の友人や私なんかも思うところの経験をしていて、目的を主として行動し、それに合わなければ誘うことをしない私たちの関係が楽だと言った。
1人でいることは孤独だと思うけれど、合わないことを無理にすれば、より自分の中の孤独感を深めてしまう。人といて話をするのも楽しいけれど、何かと向き合う時は1人のほうがその物事に集中出来る。
彼女がそこまで考えているかは置いておいて、なんだかんだで私たちは馴れ合いだけに終わる人間関係が嫌であり、何か共通に思う事があって、こうやって縁を築いているのだなと改めてまた実感した次第。