弾丸

を打ち込むように話をするうちの伯母と母親への心構えと処し方って何だろう、なんてことがぼんやりと頭の中に湧いてきていた。
家族というものに怯える必要はないはずなのにそれでもやっぱり怯えていることに気付かされる。それはイベントで足を運んでくれた仲間らの家族と何度か挨拶を交わしていた時の自分の感情の色。
本当にこんなに仲の良い家族っているのかしら?という不信感みたいなものがあって、昔々にも友人の家に泊めてもらった時の家族の様子にひどく感激した。
そういえば思い返すとうちの家族はだいたい誰か1人は絶対にしかめっ面をしていたような気がする。
「親だって子供に認めてもらいたいと思ってるただの人間なんだよ」とは何度も友人から言われている。
聞きたくない騒音めいた話題も「あ、そう」と全部適当に流せばいいのかしら、なんて人の口癖を思い出している(もっとも実際のその口癖の当人は決して流してるわけではないけれども)。
ひとまずは実家のほうでどう過ごすかを多少強引にでもある程度計画立てたら、少しは違って過ごせるかもしれない。