読んだ

もの。

うれしい悲鳴をあげてくれ

うれしい悲鳴をあげてくれ

tetsu「哲学」

tetsu「哲学」

やがて今も忘れ去られる (角川文庫)

やがて今も忘れ去られる (角川文庫)

銀色ナイフ (角川文庫)

銀色ナイフ (角川文庫)

ずっと教養なり実用書なりのお勉強な本を読んでいたので、小説やらエッセイやらが反対に気難しく考えることなくさくさく読めるのがリズムがいい。世界に没頭できる。ロジックよりも言葉遊び的だったり。
以前に友人がプロとはということを熱弁していた(正確に言うと文章化していた)のだけれど、tetsuちゃんの哲学の中のそれは友人の説くプロの話そのもので、さすが結果を出し続けている人は目線が違うなぁと思った。文を読むとかなりロジカルな人という印象があって、マーケティングやプロモーションに対する理解やプランニングも結構徹底していて、きっと何やってもその力で結果を出してしまうのだろうなぁと思う仕事への徹底ぶり。
銀色夏生は前に私の書いた言葉に、似た印象を受けたと言ってくれた人のことを思い出して。中学生の頃に『夕方らせん』を借りて読んだことを覚えている。もう中身は忘れてしまったけれど。
孤独を好む彼女の文章を読んでいて、そういえば私もこういうこと感じたりしていたんだと新たな発見があったりして。
情報はいいタイミングでやってくる。